遺体の堆肥化OKの自然葬が米国でOKになりつつある。思想や文化の起源、伝来について考える

【徐々に「人間の遺体は堆肥化してOK」になっている米国】
https://www.gizmodo.jp/2023/02/recompose-legal-human-composting-green-burials.html

 

・葬儀の後はハチの巣みたいな構造の設備に入れられ、5〜7週間かけて1立方ヤード(約0.8立方メートル)ほどの堆肥へと分解していく

・「環境保護と、気候変動からの転換は私にとってとても重要」と創業者は言う

・人体堆肥化を許可している州は、米国ではニューヨーク州の他にワシントン州やカリフォルニア州やオレゴン州、コロラド州、バーモント州(ニューヨークという、大きな州が合法になった意味は大きい)

・自然葬とは、エンバーミング用の液体などの非生分解物質を使わない、自然な埋葬ということで、棺にもマツの箱や布が使われる。数年後には遺体は完全になくなり、土だけが残る(骨以外であれば、5〜7週間で完了)

・土葬のためには、遺体が分解しない処理をする。防腐処理に使う薬品や、木やセメントといった容器の材料、それらを運ぶための燃料などは環境に対し有害。

・火葬は、華氏1,800度(摂氏)に及ぶ温度で2時間焼く必要があり、それに必要な燃料が環境負荷になる

・宗教的な理由、システム的な理由で、自然葬に反対する人も

 

以上、記事引用参考

 

 



 

人間の遺体もリサイクル、サステナブル思考?思想や文化の起源、伝来を考える

 

人間の遺体を自然に還すような葬式。自然葬、グリーン葬。

上記のように、堆肥化するような動きが具体的に出てきているのは興味深いです。

 

ついこの間、世界人口が80億人を突破しましたし、単純に、今の80億人分のお墓のことを考えるだけでも、大変なことになりそうですから。こういう発想はありかなと思う私です。

 

私自身も、死んだら、自然に還るような自然葬でいいかなと思っていますが、宗教的思想などから、それが嫌な人がいるのも事実です。

 

そもそも、昔は火葬だって、嫌がられてた時代もあったわけですよ。「死んだ上に、残酷に火刑のように火にあぶるのか!」みたいな感じです。

でも、今は、火葬に関して、このように感じる人はそんなにいないのではないでしょうか。

 

それは、火葬という文化や思想がどんどん広まったからです。ちなみに、日本の火葬は、飛鳥時代に仏教徒とともに、伝来、広まったという話です。

 

このように考えると、上の自然葬(堆肥化)も、いつの時代か、広まっている可能性はありますよね。

 

思想や文化の伝来、起源って考え始めるとおもしろいなと思います。

 

だって、変な話ですが、「愛する」という概念も明治時代からですし、女性の乳房を愛撫する行為も江戸時代では一般的ではなかったですし(乳房は赤ん坊にお乳をあげるためのもののという認識)、キスという行為だってそうです。

 

参考↓

【日本人がキスをするようになったのは平安時代から?「チュウ」は江戸?日本のキスの歴史について調べてみた】
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/11041

 

今では当たり前と思っている考え方、思想、文化、すべては伝来してきた、起源のようなものがある、と考えるとなんだか不思議な気持ちになりませんか?

 

今、この瞬間、考えていること、やっていること、習慣などなど、すべては大元となるような起源があったと想像すると不思議な気持ちになります。

 

以上、

 

自然葬(堆肥化)も、未来人における起源かも?と想像して、おもしろおかしく考えを膨らませてみました。

 

ではでは

 

 

生きている人、生まれてくる人たちすべてを、墓に埋葬し続けたら、いつか地球はお墓で埋め尽くされますよね。。

 

 

 

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