遠隔で脳活動を監視できるデバイス誕生。リスクとリターンはセットという考え方。
【日常生活を送る人の脳活動をリモート監視できるデバイスが誕生】
https://www.gizmodo.jp/2021/05/wirelessly-records-brain-activity.html
・人の脳活動をワイヤレスで、1日中記録し続けられるデバイスが開発
・仕組みとしては、脳に埋め込まれた電極から、患者が装着する小型デバイスにデータを送信し、さらにクラウドへアップロード(遠隔でデータの確認ができる)
・脳に埋め込んだ電極から継続的に電気刺激を送る「胸深部刺激療法(DBS)はパーキンソン病などに有効なことは知られている
・脳活動の記録に基づいて、脳への刺激を調整する方法を模索する中で、このデバイスが開発された
・脳活動が継続的に監視可能になるため、プライバシー、倫理的な問題が懸念される
以上、記事引用、参考
リスクとリターンは常にセットなのだ
世間では、在宅ワークが少しは定着しつつあります。
そんな中、在宅ワーク中の社員のPCの状況をチェック(監視)するような機能やサービスが登場していたりします。そんなことをされたら、息が抜けないなと思っていたのですが、今回の記事を読んで、もしも脳の動きまで監視されたら、、、恐ろしすぎると、また変な妄想をしてしまいました。^^
もちろん、今回の脳デバイスは在宅ワークの監視のためではありません。医療用です。
でも、やっぱり、プライバシー的な心配はあります。(リスク)
でも、医療的に大いに役立つことも事実。(リターン)
テクノロジーの発展や新サービスにおいて、こういう類の話は多いですよね。
すべてのツールやサービスはリスクとリターンがセット
、、なのかもと思ったりします。
【次期Apple Watchは血圧、血糖値、アルコール検知もできる?提携企業の技術資料で明らかに】
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/10/news063.html
Apple Watchも素晴らしい機能ですが、血圧や血糖値って、プライベートな健康情報ですよね。それらの情報をAppleが吸い上げていると考えることもできます。(Apple Watchもリスクとリターンがある)
上述の脳の遠隔デバイスの話と合わせて考えると、Appleはいずれ医療系も牛耳っていくつもりかなと私は勝手に推測しております。
このように、
すべてに良い面と悪い面があります。
リスクとリターンはセットだったりします。
前に、国が給付金を国民に配るのに、かなりの手間がかかりました。「遅い」「システムがダメ」などと文句を言う人が多数いました。でも、事前に、全国民が銀行口座と紐付けしたマイナンバー制度を受け入れていれば、給付金なんて一瞬で国民に配れたとも言えるわけです。紐付けマイナンバーに対して不信感を抱き、受け入れを拒否してきたせいで、給付金配布が遅れたと見ることもできるわけです。それらは国民の責任(選択)とも言えるわけです。
何が言いたいかというと、
リスクとリターンはセットであることが多いのに、ノーリスクでリターンだけ得ようとする人たちが多い
、、と最近、強く感じます。
極端な話をすると、包丁だって、使い方次第で怪我をするリスクがあります。包丁もリスクとリターンがあります。
そして、今回の新型コロナ ワクチンもリスクとリターン、両方あると思います。
ワクチンを受けることのリスクとリターン
ワクチンを受けないことのリスクとリターン
私はまだ今回のワクチンに対して慎重な姿勢ですが、ワクチンを受けることの有用性も十分あると思っています。(リスクとリターンの両方を見つめることが大切)
そんな中、私が特に大事だと思っていること
・リスクとリターン(悪い面と良い面)の情報をしっかり得られること
・そのリスクとリターンをしっかり受け入れて”自分”で判断すること
・判断、選択できる状態にあること(強制ではないこと)
脳デバイスも、Apple Watchも、包丁も、ワクチンも、両面の情報を受け入れた上で自分で使うか判断(選択)していくのが当然です。
個人的には、ワクチンパスポートが本格化してしまうと、選択の余地がなくなり、強制的な感じになってしまうので、やめて欲しいなと思っております。
以上、脳デバイスの話から、何事もリスクとリターンはセットだよね、と思い、その点について思うことを書いてみました。
ではでは
リスクを受け入れず、ノーリスクでリターンだけ得ようとするのは子どもの思考ですよね。なんでも「嫌だ嫌だ」と駄々をこねているだけでは何も前進しませんよ。