返答に数秒遅れただけで不誠実な印象を与えるという研究結果。印象は秒単位で決まる。

【「質問に答えるまでに間がある人は不誠実だとみなされてしまう」という研究結果】
https://gigazine.net/news/20210306-slower-response-makes-you-insincere/

 

人は返答に数秒遅れただけでも不誠実だとみなされてしまう、という論文が発表

被験者は質問内容や返答内容にかかわらず、返答の遅延を不誠実だとみなす傾向

わずか2秒の返答遅延であっても不誠実だと解釈される場合さえあった

・「友人のケーキはあまり美味しくなかった」という、社会的に望ましくない回答、そんな回答を考えるために精神的な努力が必要な質問の場合は返答速度はそれほど重要視されなかった

 

 

以上、記事引用、参考

 

 



 

印象は秒単位で決まる

 

第一印象は7秒で決まる

 

、、という話もあるくらいですから、数秒返答が遅れただけで不誠実な印象を与えるというのも十分ありうるのでしょう。

 

念のため、言っておきますが、返答が遅延したら不誠実(の可能性)というわけではありませんよ。不誠実な印象を与える可能性があるということです。(返答者が実際に不誠実かどうかは別問題)

 

でも、改めて思うのは、

 

秒単位で人の印象というのは決まる、変わる

 

、、ということ。

 

今回の研究は、不誠実かどうかを指標にしていますが、

 

返答の遅延というか、話の間合いで、その人のいろんな印象って変わると思うんです。

 

なんでも即答すればいいわけじゃないですし、なんでも遅延(間を開ける)すればいいわけでもないです。

 

即答も遅延のどちらも、ケースによっては良い印象も悪い印象も与えると思います。

 

本当は、上のような情報を踏まえて対策ができればいいんですけど、秒単位の間合いを意識的にコントロールすることって至難の技だと私は思います。言ってしまえば、アウトオブコントロール(out of control)ではないでしょうか。

 

アウトオブコントロールではありますが、

 

「その人が普段どういう考えや思いを持っているか、どういう人間性であるか」という部分が無意識に秒単位の話の間合いを決めていると私は思います。

 

その部分が、ある質問には即答したり、ある質問には間を開け回答(考えて回答)したり、につながるのです。

 

秒単位の間合いに人間性が表れるとも言えるもかもしれません。

そして、秒単位でその相手に与える印象も決まっていく。(与えた印象が正解かどうかは別問題)

 

本当に秒単位のやりとりです。

 

そう考えると、

インターネットやSNS上では、目まぐるしいスピードで情報、コミュニケーションのやりとりが行われていますが、実は、リアルのコミュニケーションも同じレベルかそれ以上のスピード(秒単位)で情報のやりとりをしていると言うことができるのかもしれません。

 

そんなリアルコミュニケーションをみんなで気兼ねなくとれる日が早くくることを切に願います。

 

ではでは

 

 

リアルに人と会って得られる情報はスピードだけでなく、情報量もすごいものだと思います。ネットでのつながりだけに限界を感じる近頃です。

 

 

 

 

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