死後に遺族がiPhoneのデータにアクセスできる機能が登場。デジタル遺産について考える。

【死後に遺族があなたのiPhoneデータへアクセスできる機能がiOS15.2 Beta 2で追加】
https://gigazine.net/news/20211110-ios-15-2-beta-legacy-contact/

 

・Appleは新しいデジタル遺産プログラム「Digital Legacy」の始動を発表

・これは、iPhoneユーザーが亡くなった後に家族や友人が自分のiPhoneの情報を引き継げるようにする機能

・Legacy Contactで指定された継承人がデータを引き継ぐには、自分に付与されているアクセスキーとiPhoneユーザーの死亡証明書をAppleに対して提出する必要がある

 

以上、記事引用参考。

 

 



 

デジタル遺産について考える

 

死亡証明書とか、いろいろと大変な手順はありますが、故人のデジタル遺産(故人のスマホやパソコンのデータ)を、信頼する人に引き継げる機能やサービスは良いと思います。

自分の場合、

自分に万が一のことがあったら、自分のパソコン(クラウド)の中にある無数の未発表音源データのことが気になるところです。

私の作曲データというデジタル遺産は巨大な価値があると勝手に思っているので。笑(後々、巨大になる的な考え)

 

【デジタル遺品 普段の備えは端末に残る写真・預金⋯】
https://www.tokyo-np.co.jp/article/140829

【これで安心!デジタル遺品をのこさないための対策】
https://halmek.co.jp/life/c/relief/5228

 

これらの記事の中にも書いてあるように、

 

・パスワードロックがかかっているデジタル遺産(遺品)を抽出する費用は30万円程度(解析に数年かかることも)

・情報機器本体のロック解除や、SNSやブログなどへのログインに必要なID・パスワードは、存命中にきちんと記録しておくことが重要。エンディングノートなどに記載し、他人の目に触れない場所にしっかり保管しておく

・SNSは本人以外が勝手にログインすると利用規約違反となって法に触れるケースも出てくるため、死後は遺族や友人などが死亡届けや戸籍などの必要書類を添えて所定の手続きを進める

・死後事務委任契約を結ぶことで、第三者がデジタルデータの削除・解約を代行してくれるサービスもある

 

などなど、デジタル遺産について知っておきたいことは多くあります。

 

少し話は変わりますが、この前、Facebookが会社名をMetaに変更しましたね。メタバースから社名のMetaは生まれました。

メタバースとは、アバターを介してアクセスするデジタル仮想空間サービスや仮想空間のことです。

つまり、Facebook改めMetaは、今後、人間の活動はデジタル空間、仮想空間にどんどん移っていくと考えているわけです。

そんなことありえる?と考える人も多いかもしれません。

 

でも、考えてみれば、

私自身、アナログ資産よりデジタル資産(遺産)の方が多いですし、アナログの会話よりデジタルの会話(SNSやメッセアプリ)の方が多いです。アナログの文章(紙の本)より、デジタルの文章(スマホ、PC)の方が読んでいますし、アナログな音より、デジタルの音(テレビやスマホから出る音)の方が多く聴いているかもしれません。

 

こう考えていくと、もう、既に私たちはデジタル世界の住民になっているのかなと思ったりもします。

 

デジタル世界の住民であれば、そりゃあ、自然とデジタル資産や遺産も多くなっていきますよね。

デジタル遺産も増えれば、需要も高まるはずですから、今回のiPhoneのようなサービスや機能は、今後どんどん増えていくと思われます。

 

改めて、私たちは既にデジタル世界の中で生きるデジタル住民であることを自覚した方がいいのかもしれません。

 

ではでは

 

実は、パスワードによって誰かへの思い(執着)もバレちゃう自分です。(その人自身が見なければバレないけど)まあ、死んだ後なら、どうでもいいか。^^

 

 

 

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