感情的な男性に比べて、感情的な女性は信用度が下がるし、説得力もない?(研究結果)女性が活躍する社会と関連して考える。

【「感情的」と評価されても、男性は女性より信用度が下がらない】
https://forbesjapan.com/articles/detail/51887

 

「感情的」というレッテルを貼られたり、「落ち着く」ように命じられたりした場合、女性に限って、その人の意見に対する信用度が下がるという研究結果が発表された

・全く同じ状況で女性と男性がそれぞれ『感情的』とされた場合、(反論している)女性のキャラクターは、男性よりも感情的だと受け止められる傾向があった

「女性は男性よりも感情的だ」という固定観念は、ジェンダーにまつわる最も強力なステレオタイプとして残っている

・「感情にまつわる、ジェンダーに根ざしたステレオタイプは、女性の昇進やリーダーとしての成功を阻害する根本的な障壁となっている」と指摘

女性リーダーにとっては、感情の表出に関する問題は、ダブルバインドを作り出していると指摘している。つまり、ささいなことで感情をあらわにする女性リーダーは評価を下げるが、逆に、あまりに感情を表に出さない女性リーダーも、評判を落とす可能性がある

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

「感情的な女性の評価」と「女性の活躍しやすい社会」はリンクする?

 

私、前に書いたブログを思い出しました。↓

 

【怒る男性には説得力があって、怒る女性には説得力がない?(研究結果)】
https://amimako.com/society-angry-men-women-persuasiveness/

 

怒る男性の意見には説得されやすく、怒る女性の意見には説得されない、という傾向がこの実験で示された」

 

上記の研究と言っていることがリンクしますよね。

 

つまり、

 

感情的な男性の説得力や信用度は下がらないけど、

感情的な女性の説得力や信用度は下がる傾向

 

、、ということが再確認できます。

 

たしかに、私も試しに、感情的な女性を想像すると、ちょっと引いてしまうかも。。

でも、これって、ある種の固定観念というか、ステレオタイプな要素が強いとも思います。(女性は優しく、おしとやかであるべきだ、みたいなステレオタイプ)

 

上述の、女性リーダーのダブルバインドの話も、なんだかかわいそうですよね。感情的だと評価が下がるけど、感情を出さなければ、それはそれで評価が上がりにくい。(感情的じゃないと、強い主張ができないからね)

 

でも、女性のみなさん、少し希望を持ちましょう。

 

上の記事によれば、

2019年の調査では、男女合わせて約13%の人々が、感情面で女性が政治家に向いているかは疑わしいと回答。13%なかなか高い数値ですが、1970年代のピーク時には、女性が政治に向かないと答えた人の割合が50%近くに達していたことを考えると、だいぶ良い方向に動きつつあります。(アメリカの調査ではありますが)

 

なので、現状認識としては、

 

本人が実際どうなのかは別として、

 

感情的な男性の説得力や信用度は下がらないけど、

感情的な女性の説得力や信用度は下がる傾向

 

、、でも、この傾向も解消されつつある?

 

これらが解消されていけば、女性リーダーの増加、女性たちの活躍がどんどん促進されていくかもしれません。

 

それは、男性たち(女性たちも?)のステレオタイプが変化、解消されていくことも意味します。つまり、感情的な女性を冷静に受け入れる、受け止めるということです。

 

感情的な女性の受け入れられ度合い、女性の活躍の度合い、これらはもしかしたら、リンクしているのかもしれませんね。

 

社会全体としても、個人の人間関係においても、この辺に、注目、意識していきましょう。

 

ではでは

 

男性も女性も関係なく、ただ感情的になるのはダメです。中身や内容、意味がある「感情的」はOKだと思います。

 

 

 

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