売れる人になるために必要な4P
【売れる人がやっているたった四つの繁盛の法則とは?】
https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/2108/05/news016.html
・マーケティングとは、商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称
・マーケティングミックス(マーケティングの実行計画)に需要な4つの要素(4P)
- product(製品)
- price(価格)
- place(立地・流通)
- promotion(宣伝)
・新しい時代における新たな4P
- product(製品)→ story-rich product(物語性豊かな商品)
つくり手の思いやストーリー性といった「付加価値」、思わず誰かに伝えたくなるような豊かな物語性(story-rich)
- price(価格)→ philosophy(哲学・理念)
商品の中に哲学や理念(philosophy)を感じられれば価格は二の次になる
- place(立地・流通)→ promise(約束・絆)
どんなに辺ぴな立地にあろうと来店客でにぎわう繁盛店がある。お客さまはそこに、そこでしか手に入れられない約束や絆(promise)を求め、わざわざ訪れてくる
- promotion(宣伝)→personality(個性・人柄)
個性・人柄(personality)は、あなたが信頼のおける対象となるために欠かせない条件
以上、記事引用、参考
時代が変われば戦略も変わる。これからの時代に必要な4P。
一応、大学時代、マーケティングゼミで勉強をしていた私です。社会人経験、そして、マーケティングの知識が、これまでの音楽活動に大きな貢献をしてきたことは間違い無いです。
- product(製品)
- price(価格)
- place(立地・流通)
- promotion(宣伝)
マーケティングをかじっている人であれば、常識的な4Pです。
音楽家として、私も常に意識してきました。
製品(自分の音楽の質)、価格(自分の音楽の適正価格)、立地・流通(自分の音楽の流れ方)、宣言(自分の音楽を知ってもらう方法)
、、という感じに。
これはどの業種でも考えられる枠組みです。
そして、今回の新たな4P。これも自分なりに考えてみると、
story-rich product(物語性豊かな商品)
自分の音楽にストーリー性はあるか
philosophy(哲学・理念)
自分の音楽に哲学や理念はあるか
promise(約束・絆)
自分の音楽で約束できるもの、生まれる絆はあるか
personality(個性・人柄)
自分自身の個性や人柄
、、という感じでしょうか。
私はあくまで音楽家なので、音楽になぞらえて考えてみましたが、これもいろんな業種で同様に考えることができると思います。また、新しい4Pに関しては、ビジネスに限らず、プラベートでも適用されそうな気もすると私は思いますね。(人間関係にも新4Pは重要)
新しい4Pの中でも特にストーリー性という部分は、だいぶ前から、マーケティングにおいて重要視されていることは明白でした。
音楽オーディションを公開しながら、勝者や敗者をドキュメンタリー的に取り上げていくことは、一番わかりやすい例かもしれません。あれは、スターを作り出そうとする、完全なるマーケティング戦略です。
あと、最近、よく目にするのは、特定の企業や商品をドキュメンタリー的に取り上げる番組やコンテンツ。これも同様ですね。
ストーリー性、ドキュメンタリー的なものは、本当に最近よく見かけます。私はそういうのを観るたびに、「また、そういう系のマーケティングか」と穿った見方をしてしまうのですが^^;
そうそう、昨日、たまたま観た番組(庵野監督のドキュメンタリー)で、庵野監督が言ってた言葉が印象的でした。
「ドキュメンタリー番組という時点で、それはもうドキュメンタリーじゃないんだよ。切り取って編集しているわけだから」
私、大きく頷いてしまいました。
逆に言えば、
切り取ってないもの、編集していないもの、こそが本物のドキュメンタリーであり、ストーリーなのかもしれません。
そんなものあるの?
たぶん、画面の中にはありませんよね。
私たちのリアルな人生そのもの。それこそが、いや、それだけが、本物のドキュメンタリーであり、ストーリーなのかもしれません。
新しい4Pの話から、こんなふうに、いろいろ思う私でした。
ではでは
4Pはどれか欠けたら機能しないけど、新たな4Pはそういうわけでもないかな?