世界初のAIアシスタント政策顧問「Ion」をルーマニア政府が発表。政治もAIで??

【世界初のAIアシスタント政策顧問「lon」を雇用したとルーマニア政府が発表】
https://gigazine.net/news/20230303-ai-adviser-ion-romania-government/

 

ルーマニア政府が、リアルタイムで民意をくみ取ることを目的としたAIアシスタント「Ion」を導入したことを発表

・同時に政府のサイトにIon専用ページが開設。IonはSNSアカウントも持っている

ルーマニアの人はIonのサイトを通じて意見を書き込むことができるほか、SNSや端末などを通じてIonにアイデアを伝えることもできる

集約された意見を分析し、優先事項に関するレポートを作成して政府に提出するのがIonの役割

・「統制されていない大量のデータを与えてAIが暴走」「悪質なアクターがシステムを操作できるようになるおそれ」など、専門家から慎重な声も上がっている

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

AIが政治をする未来。いや、現在になりつつある。

 

不正や私欲だらけの政治家を目にしていると、いっそのこと、政治を機械的にAIに任せてしまった方がいいのではないかと思ったりしてしまう私です。

上の記事は、そんなSFのような想像の話が現実になりそうな話です。

 

動画をご覧になってもらうとわかりますが、首相とlonが会話している様子は本当にSFの世界のようです。(右側の透明のようなモニターの近未来感!!)

 

これで民意が政治に反映されるなら、本当に素晴らしいことです。

 

専門家の指摘のように、危険性や懸念材料があるのも事実ですが、個人的には、今後、ルーマニアの政治(国)がどのようになっていくのか、期待をしながら注目したいと思っています。

 

最近、苫米地英人著「本当の民主主義を取り戻せ!」を読んで、改めて、日本の民主主義はもはや機能していないな、民意など全然反映されていないな、と絶望していたところに、上記のようなニュースを目にしたので、「おおお!」と思ってしまいました。(苫米地氏が提案する「法案は政治家が作って、その法案の採決は国民がネットで採決」というアイディアは私も概ね賛成)

 

本来は、

民意を代弁、反映させる立場の人間政治家

それが機能しないのなら、

民意を代弁、反映させる立場のAI政治家(lonのような政策顧問)

もありなのかなと思うのでした。

 

AIによって、いろんな人間の職業が奪われる、とって代られる、という話はよく聞きますが、

政治家もそのひとつになるのかも?とも思わされるニュースでした。

 

ではでは

 

Ionのツイッターのアカウント。今のところ、850人のフォロワー。まだ2日くらいしか経ってないからね。人間が主体であることは大前提に、こういったテクノロジーがうまく機能することを願います。

 

 

 

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