ゲノム編集ベイビー=デザイナーベイビーが普通に生まれる時代へ?

【世界初の「ゲノム編集ベイビー」はどこへ?
私たちは「遺伝子操作された人間の赤ちゃん」をどう守ってあげればいいのだろうか】
https://courrier.jp/news/archives/286912/

 

・3年前、世界初のゲノム編集ベイビーが3人誕生。3人のその後はわかっていない

・誕生させたのは、中国の生物物理学者であるフー・ジェンクイ。翌年、違法な実験を行ったとして懲役刑をくだされ、現在は服役中

・2022年3月、中国の研究者であるレイは、クリスパー技術は日々進歩していると述べた

クリスパーとは、DNA配列について削除・挿入・置換といった操作を行い、ゲノムを部分的に編集できる技術だ。科学者らによれば、将来的にはさまざまな遺伝性疾患の治療に活用できる可能性があるものの、現時点ではまだまだ先の話

・クリスパーは世界中の実験で使用されているが、それらはみな体細胞に関する研究だ。疾患の治療が目的であって、DNA配列の改変は遺伝しない

・ヒト生殖細胞系列のゲノム編集は世界全域で禁止されている

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

遺伝子組み換えは人間に対しても普通に使われる時代へ

 

ゲノム編集のクリスパー技術は、特に、生殖細胞に使うこと(デザイナーベイビーを作ること)は倫理的に問題があります。

 

でも、おそらく、徐々にデザイナーベイビーを作る研究者、国は増えていくと私は考えています。

 

なぜなら、

「遺伝子組み換え」に私たちは慣れてしまいつつあるからです。ノーマルになりつつあるからです。

 

私が小さい頃、遺伝子組み換え食品というものが出てきた時、私は得体の知れないもので、なんだか嫌だなと思ったものでした。

でも、今はどうでしょう?

ひとつひとつ、遺伝子組み換えかどうかなんて、私は今、確認はしていません。

そう、もう馴染んでしまったし、慣れてしまったのです。

 

ちなみに、

2023年に遺伝子組み換え食品の表示が厳格されるようですが、これは蓋をあけてみれば、厳格化のしすぎで、どれが遺伝子組み換えで、どれが遺伝子組み換えかわからなくなるような法律のようです。実質、「遺伝子組み替え食品、非表示法」とも言われているようです。

参考↓

【日米ともに遺伝子組み換え表示厳格法、実は「非表示」法?】
https://www.jacom.or.jp/column/2018/05/180517-35263.php

 

【蚊を撲滅するために「子孫が繁殖できないように遺伝子組み換えした蚊を野生に放つ」という実験の結果は?】
https://gigazine.net/news/20220422-oxitec-genetically-engineered-mosquitoes-results/

 

最近では、遺伝子組み換えした蚊を放ちました。蚊がいなくなることは喜ばしいことですが、人間は遺伝子組み換えしたものをこれまで管理してきたはずですが、今回、野放しにしたことに少々、懸念を感じます。(上述のデザイナーベイビーも行方不明だし。。)

 

遺伝子組み換えの食品、野菜、昆虫、動物、、、

 

もう、私たちの世界の中に、遺伝子組み換えは、ノーマルになりつつあります。

 

この流れで考えれば、遺伝子組み換え人間が誕生することは、当然のような気もします。

 

倫理に問題なのは当然ですが、この流れはもう止まらないでしょう。

ならば、デザイナーベイビーが今後も生まれてくる前提で、どういう世界にしていくべきかを考えていかないといけないのかもしれません。

 

願わくば、クリスパー技術は、自意識のある人間(大人)、どういうふうにデザインされたいかの意志がある人に、適用されるべきなんですが、意識がない生殖細胞(赤ちゃん)だからこそ、研究者はその技術を試すことができるという、、ね^^;

 

ではでは、見守っていきましょう。

 

単純に、能力の高い人間をどんどん生み出せば、国力もつくわけですから、今後、国が主体となってデザイナーベイビーを生み出す可能性もありますよね。

 

 

 

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