お金持ち=頭がいい、ではないという研究結果。認知能力と年収の興味深い関連性。境界線は年収750万円。

【お金持ちは必ずしも頭がいいわけではないという研究結果】
https://gigazine.net/news/20230207-cognitive-ability-top-earners/

 

・この調査において、対象者は1991年から2003年の間に何らかの職に就いた18歳から60歳までの67万203人の国民。対象者は全員男性。

・、認知能力の高いスウェーデン人男性は能力の低い他の人よりも多くのお金を稼ぐことが期待できると判明。しかし、最も成績が悪い部類の男性であっても、最も成績が良い部類の男性の3分の1以上は稼いでいるため、実質的な差は大きくない。一方で、最も成績が良い部類の男性は収入的に多大なリターンを得ることは期待できないということが分かった

高賃金で働く男性の認知能力を調べたところ、ある一定の水準までは認知能力と収入の多さとの関係が見られたものの、賃金が年間60万スウェーデン・クローナ(約750万円)という閾値(いきち)を超えると、認知能力と収入が有意に関連しないということが分かった

・このため、ある賃金水準を超えた場合、収入が多いことが必ずしも認知能力が高いということを意味しなくなる可能性がある

キャリアの成功の指標として賃金の代わりに職業的地位を用いた場合でも、賃金と同様の結果になった

 

以上、記事引用参考

 

 



 

年収750万円という、興味深い境界線

 

調査対象がスウェーデン人であり、すべて男性であるということは、踏まえた上での話になりますが、

 

とても興味深い、認知能力と収入の関連性の話です。

 

調査によれば、

 

年収750万円までは認知能力との関連性は認められたが、

年収750万円以上になると、その関連性は認められなかった。

 

、、ということです。

 

まあ、たしかに、

仕事の成果や収入は、頭の良さだけで決まるものではありませんよね。

 

ちなみに、

 

認知能力=IQや学力

非認知能力=物事に対する考え方、取り組む姿勢、行動など

 

、、と言われています。

 

この2つのバランスやトータルの力で収入は決まってくると思うのですが、

 

ただ、今回の調査は、見方によっては、

 

年収750万円あたりまでは、頭の良さ(認知能力)である程度カバーできるという見方もできるのかもしれませんよねえ。

 

年収750万円以上になってくると非認知能力が与える影響がより大きくなってくるのかもしれません

 

おもしろい。

 

ちなみに、こんな話を思い出しました。↓

 

【最新データから見る、年収と幸福度の関係性】
https://amimako.com/mathematics-life-happy-money-income-study/

 

「年収650万円が、年収800万円が幸福度のピーク」という話は結構、有名な話です。

 

今回の750万円と結構近い数値だと思いません?

 

ここから、いろんな仮説が立てられそうですが、長くなりそうなので、今日はここまでにしておきます。^^(あなたなら、どんな仮説を立てますか?)

 

ではでは

 

 

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非認知能力と年収の関連性も知りたいけど、非認知能力は数値化できない能力でもあるので、それは難しいか。

 

 

 

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