「終わりよければすべてよし」は科学的にも言えることなのだから

【「終わりよければすべてよし」は科学的に証明されている】
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/275755

 

・ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン氏が発表した「ピークエンドの法則」

私たちはある過去の経験を、ピーク時にどうだったかと、どう終わったかによって判断する、というもの

・<実験>Aグループにはずっと同じ騒音を、Bグループには時折Aグループよりもひどい音が混じる一定ではない騒音で、最後は少しましな音になる――。その結果、Bグループの方が、Aグループよりも不快さの評価が低かったのです。つまり、「ひどい音を聞かされた(ピーク)ものの、それほどではなくなった(エンド)」という記憶が、不快感を和らげる形になった

・心理学用語「新近効果」

最後に示された特性が記憶(印象)に残りやすく、後の判断に大きな影響を与える、というもの

・模擬裁判での実験において、証言の数をどのように出しても、陪審員は最後の証言をした側に有利な結論をくだす傾向がある。つまり、「人は違う情報源から多くの情報を与えられると、最後に得た情報に影響を受けやすい」ことが分かった。人は直近の情報を判断材料にしやすいといった心理が働く

・これらのことを踏まえると、「終わりよければすべてよし」というのは科学的に合っていると言える

 

以上、記事引用参考

 

 



 

区切り区切りで「良いこと」を意識しよう

 

「終わりよければすべてよし」とはよく言います。それを経済学者の法則や心理学の効果で説明しているのがおもしろいですね。

 

今年もあと何日かで終わりますが、もしも「最低な一年だった」と言う人であっても、一年の最後に何か良いことを意識して、良いことを無理やり作れば、今年が良い一年ということで締めくくれるかもしれません。

 

これは一年の終わり、区切りだけでなく、いろんな終わりや区切りでも適用できると思います。

 

一日の終わり、区切り

一ヶ月の終わり、区切り

一年の終わり、区切り

一生の終わり、区切り

 

よく、メンタルヘルスや瞑想的な話で、「一日の最後に、今日一日について、◯個、感謝しましょう、◯個、良いこと、うれしかったことを思いかべましょう」みたいなことを言いますが、これも、「終わりよければすべてよし」に通ずるような気がします。

 

上の記事の最後で、「自分のいいように記憶をコントロールすれば幸せ体質になれる」と言っていますが、

 

本当にそう思います。

 

たとえ他人から見て不幸せそうに見えたとしても、「自分が幸せ」と思っちゃえば、それはもう幸せなんですよね。

 

他人から幸せそうに”見られたい”ですか?それとも、自分自身が幸せだと”感じたい”ですか?、どっちが良いですか?という話です。(そもそも、幸せの定義や形など決まってないので)

 

そう考えると、

 

「終わりよければすべてよし」ということで、

 

区切り区切りで良いことを入れ込んで、勝手に幸せな気持ちになっていけばいいんじゃないでしょうか。

 

2020年もあと何日かあります。勝手に終わりを良くして、良い一年だったということにしちゃいましょう。

 

ではでは

 

終わり(今)が良いと思えれば、嫌な過去も、「良い今」に集約され、浄化されるイメージもありますよね。

 

 

 

 

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