「グラスが厚いと甘い、グラスが薄いと苦い」。多くの相関関係で味覚は決まっていく。

【「グラスが厚いと甘いお茶」「グラスが薄いと苦いお茶」に感じることが明らかに!】
https://nazology.net/archives/127348

 

・料理や飲み物の美味しさは、少なからず味覚以外の影響を受けます

・中央大学の有賀敦紀氏ら研究チームは、グラスの厚みに着目して研究し、厚みで味覚評価が変化することを明らかにした

緑茶は厚いグラスで飲むと甘くなり、薄いグラスで飲むと苦くなる(2種類のグラスは、厚みに応じて重さも異なっていたので、感じ方には重さの違いが影響した可能性もある)

・先行研究によれば、容器の色や形状、材質、手触りでも飲料から感じる味覚に変化が起きることが分かっている

・例えば、2018年のボローニャ大学(UNIBO)の研究では、グラスの形状の違いによって、ワインの味や風味の認識が異なることが報告されている

・例えば、甘い味は丸みを帯びた形状や明るい色と結びつけられることが多く、一方で、苦い味は鋭角的な形状や暗い色と関連付けられることがあると言われている

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

感覚は多くの相関関係で決められていく

 

おもしろい実験です。

 

傾向として、グラスが厚いと甘く感じ、グラスが薄いと苦く感じようです。グラスの重さが違ったので、グラスが重いと甘く、グラスが軽いと苦く、という可能性もあるとのこと。

 

【音楽によって味覚が変わる?人間の五感相関関係論】
https://amimako.com/science-music-taste-change-five-senses/

【高音の音楽を聴くと、食べ物が甘く感じる:研究結果】
https://amimako.com/science-treble-music-food-sweet-study/

【黄色は酸味、ピンクは塩味を強め、緑色は甘みを弱める。容器の色と味覚の研究結果】
https://amimako.com/free-food-taste-color-dish-cup-change-study/

 

過去に、このようなブログを私も書いていますが、

 

改めて、味覚は、味覚以外の影響を受けているのだなと再確認させられます。

 

暑い日のビールはうまいし、景色のいいところでの食事は美味しいですし、誰と食事をするかで味も変わります。

 

まあ、このような、わかりやすい、大きな要素だけではなく、

今回のような、グラスの厚さや重さという、小さな要素でも、味は変わるのだなと思いました。

 

そう考えると、

 

毎日、同じような食事をしていても、まったく同じ味を感じている可能性は低いかもしれません。なぜなら、気温や体調、食器、食材の形などなど、味覚に影響を与える要素は無数にあるあわけで、それらが毎日同じ条件であることはまずないでしょうから。

 

そう考えていくと、

 

まったく同じ食事(味覚)というものは、味わうことは難しいかもしれないわけですから、目の前の食事(味覚)がありがたいもの(希少なもの)に思えてきますね。^^

 

上の研究から、そんなことを大袈裟に考えてみました。

 

同じようで同じではない、目の前の食事(味覚)をありがたく頂いてまいりましょう。^^

 

ではでは

 

味覚だけでなく、その他の五感も同じようなことが言えるかもしれません。そう考えると、目の前の現象は希少ですね。

 

 

 

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